公文に通って4ヶ月経ち、娘は3歳10ヶ月になりました。毎日コツコツと宿題をしていた娘ですが、宿題を嫌がったりやらない日が多くなってきました。そしてとうとう公文の教室に行くのを嫌がるようになりました。
最初は順調だったのに…どうしてだろう…
今回は、娘が公文を嫌がる理由はなぜか。そして教室に通わず、在宅で学習することで感じた「公文の在宅型学習」のメリット・デメリットについて考えてみたいと思います。
目次
娘が公文を嫌がる理由
宿題が多い?
宿題を嫌がる事が多くなり、やらない日も出てきたので先生に相談し宿題の量を減らしました。これまで国語の読みプリント10枚、運筆のプリント10枚の合計20枚だったものをそれぞれ半分の5枚に減らし、1日10枚にしました。
もうこれで宿題をしなくなったら公文を辞めよう…
そんな気持ちでしたが、プリント枚数を減らし1週間くらい経った頃、娘は『もう終わり?』気分が乗った日には『まだしたい』など、少し物足りなさを感じ始めました。なのでこれを機に宿題をまた以前の枚数に戻しました。そしてそれ以降元の量に戻しても娘は宿題を嫌がらず最後までするようになりました。
公文に行くのを嫌がる
娘が公文の宿題を嫌がることに関しては、まず宿題枚数を一旦減らすことにより解決しました。しかしまだ残る問題がひとつありました。それは公文の教室に行くのを嫌がる事です。
公文の教室学習は週二回、15時からです。
この日はいつもバス通園なのですが、公文があるため私が14時に幼稚園に迎えに行きます。そして幼稚園の目の前にある大きな公園で遊びます。でもせっかく楽しく遊んでいたのに中断され公文に行かなければなりません。
楽しく遊んでいたのに、まだ遊びたいのに…公文に行かなければならない…どうもこのあたりに公文に行きたくない理由がありそうな気がしてきました。そしてこれらのことを踏まえ娘が公文に行くのを嫌がる理由として
- 単純に学習する気分でない
- 時間や曜日の問題(幼稚園後の疲れた時間帯である、週末にかけてはより疲れが溜まってくる)
- まだ幼稚園年少であるため幼稚園にまだ慣れていないし、体力的に負担である
といった事がある様に私自身感じましたが…
正直、幼児の嫌がる理由探しはとても難しい!!というのが本音です…
ということで、なぜ、急に公文を嫌がるようになったのか。分からないながらに色々と対策を考えてみました。
公文を嫌がらないための対策
娘が家では公文の宿題をするが、公文の教室に行くのを嫌がることがわかり、公文の先生と相談して教室に行かずに自宅で出来る公文の在宅型学習にしてみることにしました。
公文の在宅型学習にしてみる
娘が通っていた公文の教室での在宅型学習は週1回、zoomを使用した学習になります。画面越しに学習の様子を先生が観察し必要に応じてアドバイスをしてくれます。最後に先生に相談する時間もあるので娘への学習プリントに対する指導の仕方など親に対するアドバイスもしてもらえます。
公文の在宅型学習にしてみて
公文の在宅型学習に切り替え、娘は体力的に余裕ができた様に感じます。親の私も送迎の負担が減り精神的に余裕が出来ました。公文の教室に行かなくなったことで公文の宿題自体しなくなる…ということもいまのところなく、寝る前に宿題をするという娘の自分なりの学習習慣は定着してきました。
週2回、教室への送り迎え…結構大変です…
幼児公文の在宅型学習メリット・デメリット
幼児公文の在宅型学習のメリット
親の送迎ストレスがなくなる
幼児公文の場合、まだ1人で学習を進めることが難しいため先生が1人に対して1人、マンツーマン指導になります。よって娘が通っていた公文では、ある程度決まった時間に行く必要がありました。しかし幼児期は特に気分や体調に左右され、決まった曜日・時間に机に向かうということが非常に難しいです。スムーズに教室に行ってくれる時はよいですが、そうでないときの送迎は本当に大変です…。なので在宅学習にしたことで親の送迎負担が減ったことは大きなメリットとなりました。
親に対して指導の仕方をアドバイスしてもらえる
幼児公文の教室学習では先生が指導を行います。その間、親は教室にいなくてもいいし居ても遠く離れたところから見守ることになります。なので学習中の子どもに対してのヒントの出し方やアドバイスの仕方など学習の進め方は公文の先生に頼りがちになります。その点オンライン学習は画面越しに親子共々日々の学習の様子を見てもらえるので、親の指導の仕方についてもアドバイスしてもらえます。なのでそれを活かして日々の自宅学習に取り組むことが出来ます。
幼児公文の在宅型学習のデメリット
コスパが悪くなる
公文は在宅型学習にしても料金は変わりません。なので公文の教室に行かず自宅学習となってしまうと、週1回、zoomを使用した学習指導はあるものの公文の通塾によるメリット・学習効果は半減するかもしれません。現に私も今回公文を在宅型学習に切り替えるにあたり、コスパを考え通信教育を視野に入れ資料を取り寄せてたぐらいです。いまや通信教育は安い価格で優秀な教材がたくさんあります。
なので公文式の教材・学習法に他にない魅力を感じるといった公文式でなければならない理由が明確でないと費用対効果の面でも他の通信教育に心揺らぐかもしれません。
我が家が公文式を続けている理由として、参考にした本がこちら。
精神科医で、幼児教育のプロでもある著者が、子どもが「根拠ある自信」をつけるためには、いかに「先取り教育」が重要かについて書いています。またこの本では、わざわざお金をかけて学習教室などに通わなくても、親が家庭で出来る幼児への勉強法をわかりやすく説明しています。未就園児のお子さんがいる方は、一度読んでみると参考になるかもしれません。
また、家庭だからこそ身につけられる学習もあります。
最近、子どもたちの学力の二極化が話題となっていますが、そこには「読解力」が深く関係していると筆者は語っています。読書は習慣化が難しいと言われています。子どもに読書習慣を身につけさせるにはどうしたらよいのか。そのためのヒントがこの本を読むことで見つかるかもしれません。
親のサポートがより必要
また公文式の学習プリントは、やさしい問題から難しい問題へと一人ひとりのレベルに合わせて少しずつ難易度を上げていきます。この「簡単すぎず難しすぎない」というその子に合った“ちょうど”の教材は公文の教室に通い、指導者がその子の理解度・習熟度を把握して見極めます。よって通学しなくなることで、公文の指導者による学習状況の把握が難しくなってくる可能性が出てきます。在宅で学習する際は、週1回のzoom学習等で子どもの学習状況が公文の先生にしっかり把握してもらえる様、親もしっかりサポートする必要があります。
公文式についてもっと知りたい!という方におすすめの書籍はこちら
公文式のメリット・デメリットについて、また時代の変化と共に出てくる新たな公文式の課題についてもよく書かれています。公文式を検討されている方・またすでに通っているご家庭、いずれにも参考になる一冊ではないかと思います。
まとめ
3歳の娘が公文に通い4ヶ月経ちました。今回、公文を通塾から在宅型学習に切り替えましたが、これからも公文を嫌がるという波があるかもしれません…。でもその時はその時でまた娘にとってより良い選択が出来るよう対策をしていきたいと思います♪